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先日、近所の大手スーパーで初老の男性客が女性店員と口論する場面に遭遇した。店側が勧めたクレジットカードに不具合があり、男性は激高した。店員がパンフレットで説明しようとすると、男性は苛立ちながら叱りつけて去った。
この光景は、国会での野党質問を連想させた。6月22日の参院予算委員会では、高市早苗首相の総裁選などでの動画作成疑惑と、自身の名前を冠した暗号資産「サナエトークン」を巡るやりとりがあった。
首相が関与について「政治家の矜持としてあり得ない」と否定すると、質問していた立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は「4分も何を勝手に一人でしゃべっているのか」と猛反発した。
国権の最高機関とスーパーの光景を同列に扱うのは気が引けるが、主張や批判には言い方がある。モンスタークレーマーのような振る舞いは、第三者から見ても気持ちのいいものではない。
結局、男性客は「もう二度と来ないからいい」と説明を遮って去った。同様に、野党も今週初めから「審議拒否」に入った。
高市首相事務所の中傷動画をめぐる騒動では、先に報じた週刊文春と共同通信が動画の誤りを認め、報道を取り下げた。音声データの偽造疑惑や、情報提供者の経歴の疑わしさも指摘されている。